みなさんは「ハラスメント」と聞いた時に、どんなハラスメントが頭に浮かびますか。
私は「パワハラ・セクハラ」この2つでした。
日本語の「ハラスメント」の由来であるharassmentは、「繰り返し嫌がらせをする行為」や
「持続的な迷惑行為」を指し、フランス語の「harasser(疲れさせる、悩ませる)」を語源と
しているそうです。
朝日建設では、2026年10月よりハラスメント対策が強化されることを受け、
講師にカウンセラーの杉本輝美さんをお招きし、全社員を対象とした法的に
規制されている職場内の「ハラスメント防止研修」を実施しました。

この研修では、レジュメに沿ってハラスメントの概要や定義について学び、
後半はペアワークを通してハラスメントにならないコミュニケーションの
取り方を学びました。
2時間という研修時間はあっという間に感じられましたが、その中で印象に
残った内容をいくつか共有したいと思います。
・ハラスメントとは相手の尊厳を傷つける行為であり、相手に選択感や
納得感があるかどうかが重要であること
・職場以外の場所であってもハラスメントに該当する可能性があり、
「宴会の席だから許される」ということはないこと
・正社員や契約社員などの雇用形態に関係なくすべての従業員に配慮が必要
であり、取引先の方々に対しても注意が必要であること
・当事者が受け流せたとしても、周囲からどのように見えるかという客観的な
視点によって判断される場合があること
中でも興味深かったのはパワーハラスメント(叱責)と指導の境界線についてです。
伝える側はその言動が適切な指導なのかそれともパワーハラスメントに当たるのかを
意識する必要があります。
一方で、受け手側もそれが成長のための指導なのか不適切な叱責なのかを冷静に受け止め、
判断できるようになることが大切です。
その判断をする上で重要なのは、先に述べた「相手に選択感や納得感があるか」という点や、
「周囲が客観的に見てどう感じるか」という視点を持つことです。
そして、相手に何かを伝える際には“人そのもの”を否定するのではなく“行動”に焦点を当てて
改善を促すことや、「ひと呼吸」を置いて自分の感情を確認したり内容を整理したりすることもポイントで、これはアンガーマネジメントの「6秒ルール」にも通じる考え方だと感じました。
今回学んだことは、職場におけるハラスメント防止だけでなく、家族や友人との関係を含めたあらゆるコミュニケーションの場面で役立つスキルであると思います。

このハラスメント研修を受け過去を振り返り今後につなげる第1歩として、
今日から辞めることではなく、明日から取り組める新しいことに焦点をあてて
日々の業務に務めたいと思います。